ちょっぴり心踊る体験の積み重ねが、子どもの心を育むことになるのでしょう。

子どもの頃に食べた食事やお菓子を、大人になってから食べてみると、「そんなに、おいしいものでもなかったな〜」って思ったことありませんか。
あの日、あのときの「うめがったな~」という記憶から、食べていたときの光景をハッキリ思い出すことがあります。
それはきっと、食べたときの雰囲気が楽しかったり、嬉しかったり、心地よかったということと、つながっているかもしれません。
小さい頃に高熱で寝込んだとき、リンゴをすりおろしたものを食べて美味しく感じたのはきっと、そのときの母親の優しさが一緒にあったんだべな・・・
五感とともに教えたい言葉の意味
発達心理学では、子どもは、お母さんや第一養育者との体験で感覚を身につけていくとされています。
一緒にお風呂に入りながら、笑顔で「気持ちいいね」と子どもに話しかけて、五感を言葉で教えると、子どもは「これが、気持ちいいってことなんだ」と、その言葉の意味を身につけていきます。
食卓で「おいしいね~」と、言葉をかわしながら食事をすると、食べることと一緒になった楽しさも、身体で覚えていくようです。
すがすがしい朝の空気を吸いこみながら、朝陽やそよ風にあたり「気持ちいいな~」という感覚を体験する・・
散歩しながら、道端や庭先、公園に咲いている花をみて「キレイだね〜」と感じたり、ときにはその花の香りをかいでみる・・・
「気持ちいいな~」とか「おいしいな~」といった心地よさを感じることで、心が満たされて前向きになれたことって、誰しも一度は経験しているのではないでしょうか。
そんな、ちょっぴり心踊る体験の積み重ねが、子どもの心を育てることになるのでしょう。

9月25日(水)『思わずほっこりするお茶会』開催のお知らせ
- 日時:2019年 9月 25日(水)10:00 ~ 12:00
- 場所:秋田市にぎわい交流館AU(あう)
- 住所:秋田市中通一丁目4番1号
- 参加費:1000円(当日ご持参下さい)
- 定員:6名様 【 残席3名様です 】
- お茶会参加お申し込みフォーム