自分の感情をバランスよく感じることが、よりよい親子コミュニケーションにつながるかもしれません。

瞬発力のある怒りのエネルギーが、子どもをキケンから守ります。
子育て中に、イライラや怒りを感じるのは、誰でもあることですよね。
イライラや怒りは、一般的にはマイナスの感情で、よくないものとされがちですが、心理学では感情に良い悪いはないといわれています。
例えば、子どもが道路に飛び出そうとしたとき、とっさに「危ないッ!」などと叱ることがあります。
その瞬間は「道路に飛び出すと、車にひかれて・・(どうのこうの)」と、説明しないはずです。
瞬発力のあるエネルギーだからこそ、突然のことでも、キケンから子どもを守ることができます。
問題になるとすれば、その度合いや表現の仕方にあるのでしょう。
私自身、怒りをよくないものと思い込んで、感じないようにしていたこともありましたが、ときに、溜め込んだ怒りが、どこかで爆発してしまい、そのやり過ぎた感じに「やってしまった・・」と、自己嫌悪に陥ったことがあります。
感情を抑え込んでしまうと行動が消極的になり、自分の意見や言いたいことがハッキリ言えなかったときには、自分へのもどかしさを感じることもありました。
イライラや怒りがハジけてしまって、他の誰かに向けて発散(攻撃)したり、物に当たったり、自分自身を責めたりしてしまうのは、良くないことかもしれませんが、感情として感じるのは必要なことです。
問題になるとすれば、その度合いや表現の仕方にある、というように捉えています。
すべての感情は必要なものです。
大事なものを守るときや、何かを突破するためには、怒りと同じ「オリャ〜〜っ!」というエネルギーが欠かせません。
それらを感じないようにしてしまうと、こころのバランスが崩れていき、嬉しさや楽しさも感じにくいものになってしまいます。
すべての感情は必要なものです。
自分の感情をバランスよく感じることは、自分にも、子どもにとっても、本当の意味でやさしいことであり、よりよい子育てや親子コミュニケーションにつながるかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
秋田 親子コミュニケーション カウンセリング・心理セラピーセッション
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